雨も上がり、フロントガラスに一匹のちいさな虫がとまっていたので車を止め、捕獲。
おっと、ゾウムシ先生じゃないすか、お久しぶり♪
クヌギシギゾウムシ
こんばんは!
SNAIL VISION Nature Healing Trip
ゾウムシに萌える自然ガイド、ツムリンことトモキです♪
色、形、大きさのバリエーションが、生きものの中で最も多彩とされているゾウムシ。
大きさは数ミリから最大で約8センチ。
日本中、世界中に、驚くほど様々な種類が生息しています。(名前があるものだけでも国内に1000種以上、世界には約6万種)
ツムリン的に言うと、〝海の妖精〟だと勝手に定義している『ウミウシ』と肩を並べるツートップの片割れ的存在です。
なんと言っても、そのチャーミングでユニークな風貌がなんともほっこりさせてくれるんです^ ^マニアも実に多い!
ゾウムシの名前の由来は、細長く突き出た〝口吻〟を象の長い鼻に見立てて付けられたといいます。
幼虫はどんぐりの実の中で成長するものも多く、成虫ともに植物食なので、農作物の害虫扱いを受けることもあります。
飼育も比較的簡単で、餌にはニンジンが簡単でオススメです。越冬しますよ^ ^
採取の仕方は、木の下に布を広げ、枝を長い棒などで叩く、通称〝叩き枝〟で、いたら下の布に落ちてきます。
すぐ〝死んだふり〟をするところとか、わざとらしくて可愛いんです♪
ゾウムシの仲間、クロカタゾウムシ(1〜1.5cm)は沖縄は石垣島と西表島にしか生息しておらず(分布の北限)、その名通り、最強の硬さを誇るボディは身を守るための進化の結果らしく、それゆえに上翅は退化し飛べません。
また、鳥なども消化できないことを知ってか、天敵さえもいないそうです。だからなのか、動きは遅めでマイペース^ ^
いつ見てもほっこりなゾウムシ。これからも色んなタイプを見つけては、萌えていきたいです♪
甲虫の図鑑(オトシブミ科・ゾウムシ科)
http://www.insects.jp/konbunkouzou.htm
(↑↑↑ 画像もキレイでオススメです♪)
クロカタゾウムシ