生きた化石の謎の大量死

〝生きた化石〟カブトガニをご存知ですか?

 

こんばんは!

SNAIL VISION  Nature Healing Trip

天然系自然ガイドのツムリンことトモキです♪

 

〝生きた化石〟の代表として、シーラカンス、オウム貝、西表山猫、トキ、カモノハシ、イチョウ、ソテツ、メタセコイア、ゼニゴケなどが現存し、今なお生きています。

その言葉の定義は、化石として発見されている生物と現在の姿があまり変化せずに生息しているもので、人間が地球上に現れるよりも前から(何百億年も前から)ほとんど姿を変えることなく生息している生きものです。

 

あのゴキブリ先生も上記に該当します!

彼らは、数億年も続いた恐竜時代を簡単に飛び越えるように、太古の時代より現在に至るまで、長〜く生きているのです。あの強靭な生命力がしっかりとそれを物語っていますね^ ^

(出典 , Pixabay)

先日、新聞で「カブトガニ謎の大量死」の見出しを発見!

読んでみるに、絶滅危惧種に指定されているカブトガニの国内有数の生息地である曽根干潟(北九州市小倉南区)で今年、約500匹の死骸が見つかったとのことでした。

 

カブトガニといえば姿カタチが〝the 古生代〟的でめちゃくちゃかっこよく、ツムリン少年は小学校から帰ってくるなり図鑑を広げては釘付けになり、妄想に耽るほどハマっていた時期もありました。本物のカブトガニのお面が欲しかったのを覚えています。絵の具使って絵まで描いてたっけww

 

同干潟では年間の死骸の発見は60匹ほどで、今回のケースはかつてない異常事態だそうです。

市観光局は市民に通報を受けて7月に干潟の水質調査を実施。酸欠死した可能性を探るべく海中の酸素濃度などを調べたようですが、異常はなかったそうです。不思議なことに他の生物の大量死は確認されていません。

また、カブトガニの死骸が幼生から成体までと幅が広いことから、寿命が原因だとは考えにくいとのことでした。

 

何か、カブトガニの間でしか流行らない病気でもあるのでしょうか?普段から海底を這い回っている彼らにしかキャッチできない、地底からの磁気的な振動のようなものにやられたのでしょうか?

 

カブトガニは整った環境でしか生きることができないそうです。見た目はゴツくても繊細なんです!

海の美しさを示すカブトガニ。。

今回の大量死の原因の解明が待たれます。