マツムシの音色

陽も沈むと虫たちがそれぞれに鳴き出して、まるでひとつの音楽を奏でているかのように、ハーモニーに満ち溢れていました。

 

こんばんは!

SNAIL VISION  Nature Healing Trip

秋の虫の音好き自然ガイドのツムリンことトモキです♪

 

それぞれが個性的な奏者たち。その中で一際透き通った高い音で「チッチリリッ」と鳴いているのがマツムシです。

 

コオロギの仲間であるマツムシは、東北から沖縄まで分布しており、8月中旬から11月にかけて平地から低山帯の草むらで見ることができます。

 

薄茶色のからだは保護色になっているので見つけにくいですが、懐中電灯を片手に(ヘッドライトを頭に)音を頼りに近づくと、羽根をこすりあわせて鳴いているマツムシにあえるでしょう。その鳴く姿はスズムシにそっくりです。

 

マツムシは雑食で、植物は生も枯れているのもなんでも食べます。特にイネ科が好きなようです。また、動物性を食す一面もあり昆虫の死骸も好んでたべます。なかなかのグルメな昆虫ですね^ ^

 

 

我が家の小さな庭の目の前は田んぼなんですが、あれだけ大合唱していたカエルの声は、最近では秋の虫たちにとって代わられています。

虫たちの、あんな素敵な鳴き声で明け方まで愛の歌を奏でられると、メスたちもさぞかし喜んでいることでしょう♪彼らの恋愛モードはこれからです^ ^

 

季節を味わう草むらオーケストラ。きっとお気に入りの奏者が見つかりますよ♪

マツムシ(♂)

(出典 http://hirokou.blog.so-net.ne.jp/2011-09-30-2)