脈々と脈打ち巡るエネルギー

(みゃく)とは、繋がりを意味する語。(Wikipedia)

 

こんにちは!

SNAIL VISION  Nature Healing Trip

天然系自然ガイドのツムリンことトモキです♪

 

脈絡はありませんが、人体は地球の縮図です。

 

からだには血管があり、心臓から送り出された血液は血管を通って全身を巡り、また心臓に送られてぐるぐると循環しています。この心臓の鼓動のリズムを、脈拍(心拍数)といいます。脈は全身につながっています。エネルギーが全身を回っているのです。

 

自然界には地殻変動により形成された山の連なり、山脈があります。海の中には海底山脈があります。地上の山には森があり生物の多様性が広がり、生態系が循環しています。

森の中の散歩は、濃い酸素やマイナスイオン、小鳥のさえずりや吹き抜ける風を体感し、気持ち良くリラックスすることができます。ヨーガでいうところのプラーナ(気)が満ちているのです。

遠くに見える山脈。地殻のエネルギーやそこに生息する数多くの生命のエネルギー。それらの集合である山脈は、地球そのもののエネルギーの流れが目に見える形で存在しています。

 

水脈。地中で網目状につながり貯蓄され通っている水の流れのことで、地表では川となり、せせらぎから大河までまるで血管のように地表を網羅します。それは重力によって山から海まで流れる、山と海を結ぶ架け橋のような大切な存在です。

綺麗な海はバックグランドの山が豊かな証拠で、海を再生するには、まず山を再生しなければならないといいます。

海の水は蒸発して雲となり、雨となって山に降り注ぎ、水は循環という名の旅をしています。

 

中国に伝わる風水では、大地の気は山の尾根沿いに流れるといい、地中を流れる気の流れが龍のように見えることから龍脈と呼ばれます。まさにエネルギーのことを指しており、龍は古今東西の神話や伝説にでてくる神の化身でもあり、自然の象徴とされています。

 

 

自然界や生きもののからだには、脈という気の流れによりエネルギーが相互作用し、全体で循環しています。

わたしたちのからだと自然は皮膚一枚で隔たれているんだけれども、この星に存在する以上隔てられるものではありません。そもそもすべてはひとつ。すべてとつながり循環しています。

 

台風12号が近づいています。皆様お気をつけてお過ごしください。

葉脈