『一粒万倍(いちりゅうまんばい)』という言葉をご存知でしょうか?
文字通り、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味です。わずかなものから多くの利益があがるたとえであり、わずかなものでも粗末にしてはいけないという戒めでもあります。
こんばんは〜
SNAIL VISION Nature Healing Trip
ガイドのツムリンことトモキです♪
「Respect Plants !!!!!」を公言しているわたくしですが、植物先生(菌類先生含め)の事、知れば知るほど感心するばかりでございます。
この地球は植物のために在り、ほかの生物はその上に生きている。と本気で思ってしまいます。
広い宇宙の中でも類稀な、Plants Planetにわたしたちは生きているのです♪
今年の春の終わりに、ひまわりの種を蒔きました。
その種にもちょっとしたエピソードがありました。去年の冬、歩いていると道の脇に、しぼんだ風船が落ちていました。その風船には糸が結ばれており、先には小さな紙でできた袋が付いていました。いつもの癖で迷わず拾ってみると、子どもの字が書かれていました。
「僕が育てたひまわりの種です。拾った人は育ててみて下さい。よろしくお願いします。◯◯小学校◯年◯組 やまだたろう」
これはお告げです。もう育てる以外選択の余地はありませんでした。
ひまわりは芽を出してからというもの、絵に描いたようにスクスク成長しました。1歳になる金太郎(愛称)と毎日観察しました。
そして今、それがどうなったか、、お察しの通りです。
5粒蒔いた種から見事に成長したのは3輪のひまわり(小さめ)。やがて花は枯れ、種ができ、得ることができた種は200粒前後になりました!
一粒万倍とはいきませんが、もうその事実だけで〝ひまわり先生〟ですね♪
とりあえず今度、ひまわりの種を飛ばしてくれたたろう君に報告の電話をかけてみようと思います♪
たくさんの子どもたちを残し、その命の役目を終えたひまわりは、太陽に照らされ風に吹かれ雨に打たれて、地面に立ったまま枯れていき、一枚づつ葉を落とし、ゆっくりと土へと還っていく様子を見させてもらっています。残された種は、また来年の春に蒔こうと思います。
今、ひまわり先生と同じ時期に蒔いたアサガオ先生(野生のアサガオから種取りしたもの)の動向が気になって仕方ありません。まだまだ花を付ける気配がないので、引き続き見守りたいと思います。
ちなみに本日8月17日は、『一粒万倍日』らしく、何事を始めるにも良い日だとされています。
調べてみると、ひと月に何回もあるんですね。また、大安や天赦日や満月新月と重なる日は、さらに絶大な吉日とされているようです♪
rising sunflower