日々是地球記念日

8月11日。今日は初めての新しい国民の祝日、山の日でした。

わたしたちもゆかりがある長野は北アルプスの聖地上高地では、第一回『山の日』記念全国大会の式典が行われました。

この『山の日』という新しい祝日は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨とされているそうです。

「山(自然)と親しむ」なんてことは、そもそも人という生きものの本能なので、心やからだが自然体になっていくのは、それこそ自然なことなのです。こんな機会(祝日)が新しくつくられて嬉しい限りです♪

 

こんばんは〜

SNAIL VISION  Nature Healing Trip

山登りから沢登りまで、自然遊びの探求者、ガイドのツムリンことトモキです♪

 

ついでに川の日なんてあるのかな〜と検索してみたところ、ちゃんとあるじゃないですか!!初めて知りましたよww

毎年7月7日だそうです♪平成8年に制定されています。夜空の天の川にちなんだ日にち設定だとしたら、さらにグッときますねw

この感じだと、『森の日』や『湖の日』や『湿原の日』なんかもあるんですかね?

僕的には、「日々是地球記念日」なんですが。そう、毎日がアースデイ♪

 

山の日がらみで、山エピソードをひとつ。

 

それは僕が小学5年生の夏休み。母と妹は留守番で、父と弟と3人で日本一の富士山にアタックです。数あるルートの中でも最長で、しかし一番混雑しない〈御殿場ルート〉を五合目から登りました。

結局は僕の高山病がみんなの足をひっぱり、七合五尺の山小屋でギブアップ。道半ばで拝んだご来光が、悔し涙で滲んだ記憶が今でも鮮明に思い出されます。

時は経ち、2011年。東日本大震災があったその夏、チッタことチカと富士山の山小屋でアルバイトをしていました。

毎日のように登山客と言葉を交わしていました。震災で被災された方への追悼のために、頂上でご来光を拝むことを目的とされている方もたくさんおられました。富士山は日本人の心の象徴です。

そんなある日、ふと気付いたのです。僕らが雲の上の天空ライフを送っているのは御殿場ルートの標高3100m地点。七合五尺『砂走館』。。

遠い記憶が一瞬で蘇りました。そう、20年近い時を経て、戻ってきていたのです。あの夏休みのあの山小屋が何合目だったのか、何て名前だったのか忘れてしまっていたのに、日々の生活の中で思い出したのです。それはそれは運命的というか、嬉しかったことを覚えています。この山小屋を紹介してご縁をつないでくれた友人には感謝です。

 

誰かが言っていました。

「この世界で強烈な思い入れのある場所や、初めてだけどなんだか懐かしさを感じる場所。そういうところは以前、遠いいつかの前世ですでに経験しているところなんだ。縁があるところには、また来ることになっているんだ」と。

 

いやあ〜、人生って不可思議ですね♪

眩しさを放つ直前の生まれたての太陽