夏に咲く花数あれど 〝猛〟がつくほど暑い中 可憐とよべる淡い花かな
こんにちは〜
SNAIL VISION Nature Healing Trip
ガイドのツムリンです。
今日はこの季節の樹木の代表的な存在、サルスベリをご紹介。
サルスベリは禊萩(みそはぎ)科の樹木で、漢字では百日紅と書きます。
夏の抜けるような青空に、淡いピンクから濃厚ピンク、白色の花たちが、目にもとっても優しいんです。
この必ず目に止まる見事な花は、昔から親しまれ、庭先には松や枇杷と肩を並べる存在として、人々の生活の身近にありました。
また、先人たちもこのサルスベリを題材に、様々な短歌や俳句を詠んでいます。
100日間ピンク色の花を咲かせ続けることも名前の由来になっています。また、木登りの名手である猿がすべり落ちてしまうほど、樹皮がつるつるですべすべな特徴もその由来です(植物やその他の虫や動物も、名称は特徴的で覚えやすいものが多いですね)。
わたくしツムリンが幼稚園児の頃、母にこの樹を教えてもらいました。つるつるだね〜と、木肌を触ったのを覚えています。
夏の代表的な季節の花、サルスベリ
猿も本当に滑りそうな樹皮。表面は絶えず生まれ変わっている。
この〝今〟を全力で生きる姿にうっとり。。