曇天に映える紫陽花の鮮やかな色彩、たわわに実った梅の香り、ホタルの乱舞、鳥たちはえさをせっせと巣に運んでは子育てに精を出し、田植えが終わった田んぼからはカエルの合唱が夜遅くまで続き、初夏を思わせる光景があちらこちらで見られます。
九州が梅雨入りして10日が経ちますが、まとまった雨は続かず、すでに30℃を超える真夏日も始まっています。
今年はカラ梅雨なのか、となると例年に比べて夏は長いのか、どちらにせよ昨今の〝ゲリラ豪雨〟には警戒する必要があります。
特にこれから水辺で遊ぶ機会が増える季節ですが、河川の急な増水には十分注意して下さい。また、先の地震の影響で地盤が緩んでいる地域もありますので、土砂崩れや土石流など、野外で活動する際はいつも、万が一を想定して過ごして下さいね。
パックラフトで行く川の旅も、この季節ならではの気持ち良さがあります。
ツアーは小雨程度なら催行致します。そこで活躍する必須アイテムがレインウェアです。
毎年アウトドアの各メーカーから多種多様なレインウェアが発表されています。オススメするのは登山用などの上下が別々になっているもの。近年そのデザインやカラーも豊富で、使用後のお手入れさえすれば何年も使う事が出来ます。
特に数万円もするゴアテックスは防水性と透湿性を両立させた素材で、外側からの雨からからだを守り、からだから発する水蒸気は外側へと放出する機能を持つという、アウトドアマンの憧れの逸品です。
レインウェアは年々進化していると言えます。それほど用途があり、使用頻度も高く、活動の幅をぐんと広げてくれる、アウトドアライフには欠かす事のできない最重要アイテムのひとつなのです。
まだの方には是非、お気に入りの「濡れないウェア」でからだを包み、お構いなしに雨を浴びる体感を味わっていただきたいものです。
雨の日の外遊びが待ち遠しくなるかもしれませんよ〜(笑)